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-グローバル導入事例、OpenShiftから組織変革の実践まで
レッドハット最大のバーチャルグローバルコンファレンス『Red Hat Summit 2022』が現地時間5月10日-11日に開催されました。
各国の先進事例や最新テクノロジー、ITトレンドが凝縮されたセッションをオンデマンドで何度でもご覧いただけます。マイページにログインのうえ、是非ご覧ください。
また、基調講演やグローバル最新事例のセッションレポートも本サイトにて公開していますので、皆様のDX推進へお役立てください。
基調講演
-
Paul Cormier
(ポール・コーミア)
Red Hat 社長 兼 CEO -
Matt Hicks
(マット・ヒックス)
Red Hat製品 & テクノロジー
エグゼクティブバイスプレジデント -
Chris Wright
(クリス・ライト)
Red Hatシニアバイスプレジデント
兼CTO -
Stefanie Chiras
(ステファニー・チラス)
Red Hat シニア バイスプレジデント
パートナー エコシステムサクセス
5月11日(水)正午 オンデマンド配信スタート
IT’s new normal: distributed genius
-
ポール・コーミア
Red Hat 社長兼CEO
-
ステファニー・チラス
Red Hat パートナーエコシステムサクセス シニアバイスプレジデント
-
マット・ヒックス
Red Hat 製品&テクノロジー エグゼクティブバイスプレジデント
5月12日(木)正午 オンデマンド配信スタート
Build the future you want
-
クリス・ライト
Red Hat シニアバイスプレジデント兼CTO
-
ステファニー・チラス
Red Hat パートナーエコシステムサクセス シニアバイスプレジデント
※日本語字幕または通訳音声を予定しております。
ぜひご覧ください。
5月11日(水)正午 オンデマンド配信スタート
IT’s new normal: distributed genius
「ニューノーマル」とは当たり前にある事ではありません。IT分野においてはなおさらです。CIOやIT分野のリーダーたち自らがニューノーマルを定義することになりますが、それはオープンソースから始まることになるでしょう。しかし、それだけではありません。オープンソース・ソフトウェア上で確立されたニューノーマルにより、組織は、組織内に埋もれた才能を見つけることができます。才能がある場所や、才能の形は関係ありません。
Red Hatの社長兼CEOであるポール・コーミアが、エンタープライズITにおけるニューノーマルのコンセプトや、どのようにしてCIOがオープンソース・テクノロジーを活用し、組織のために革新的で柔軟な未来を築くかを探ります。また、Red Hatのお客様やパートナー様との対話を通じて、オープンソースコードが単なる「趣味」から「無くてはならないもの」へとどのように変遷してきたのか、そして、このトレンドが今後どのように発展していくのかについても解説します。
続いて、組織がニューノーマルを活用して才能同士を結びつけ、未開発の潜在能力を独自のイノベーションエンジンへと昇華させる方法を、製品&テクノロジーエグゼクティブバイスプレジデントであるマット・ヒックスが解説します。また、Red Hatのお客様との踏み込んだ対話を通じて、この結びつきがオープンソースによって促進されている様子や、Red Hatが提供する新たなオープンソースのプラットフォームや技術により、どのように組織が分散している才能の結びつきを強化し、次の技術革新の波を後押ししているかを解説します。
-
ポール・コーミア
Red Hat 社長兼CEO
-
ステファニー・チラス
Red Hat パートナーエコシステムサクセス シニアバイスプレジデント
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マット・ヒックス
Red Hat 製品&テクノロジー エグゼクティブバイスプレジデント
基調講演 1 セッションレポート
5月11日(水)正午 オンデマンド配信スタート
IT’s new normal: distributed genius
今回の Red Hat Summit 2022 は、その史上初めての試みとしてオンラインとフィジカルのハイブリッド・イベントで開催され、初日の基調講演では、過去 2 年の大きな変化の中で私たちが得た学びや閃きを、いかに次代のイノベーションへ繋げていくのかを軸にして話が進められた。
まず初めに Red Hat の President and Chief Executive Officer である Paul Cormier が登壇。今回のパンデミックを機に大きく支持を得たリモートワークの有用性、そして Linux を含むオープンソース・プロジェクトの世界ではこのようなリモートからの貢献が黎明期から普通であったことを取り上げ、柔軟な働き方、考え方、貢献の仕方が時代に先駆けて理想的なものであったからこそ、オープンソースがソフトウェアの世界を席巻したのだと説いた。また今回の出来事を機に店舗販売のオンラインシフトや商品の配送手法を劇的に変化させた Advance Auto Parts、IT 環境の効率化に迅速に取り組んだ CIBC、よりきめ細やかな顧客サービスを実現した Telefónica Colombia を、各々数字を上げながら例として取り上げた。
Paul は、デジタル・ファースト的な考え方が根付き始めた今、既成概念にとらわれず、よりオープンな考え方と手法でニューノーマルを生み出し、ビジネス、文化、グローバル・コミュニティをより良いものに変えていく姿勢を持つことが大事だと強調。早くからマルチクラウドやハイブリッドクラウドという新しい概念を提唱し、コミットしてきた Red Hat 自身を例に上げ、IT の世界もよりオープンな考え方を中心に据え、柔軟にニューノーマルを生み出していく必要があるのだと説いて冒頭のスピーチを終えた。
続いて American Express で Senior Vice President, Global Infrastructure を務める Evan KotsovinosとRed Hat の Senior Vice President of Products である Ashesh Badani が壇上に上がり同社におけるニューノーマルについて話を進めた。
Evan は、同社のクリティカルなアプリケーションの多くが Kubernetes などオープンソースに依存していることを上げ、10 年以上も前からオープンソースを積極的に活用して顧客満足度の向上とシステムの効率化を図っていると説明。そのおかげで顧客のオンライン・エンゲージメントや従業員のリモートワーク環境の整備も速やかに行えた事を強調した。今後はサービス拡充のためのクラウドとエッジのさらなる連携、そして業界全体を通した相互運用性を確保したデータ精査のための AI/ML のオープンスタンダードの確立が必要になってくると説いた。
次に Accenture で Lead, Hybrid and Emerging Platforms を務める Raj Wickramasinghe と Red Hat の Senior Vice President, Partner Ecosystem Success の Stefanie Chiras が壇上に上がり、Red Hat のパートナーとしての同社の取り組みや連携について話を進めた。
これまで 25 年以上にわたってオープンソースに貢献し、また Red Hat と共にフォーチュン・グローバル 100 社の 75% の 20,000 以上のクラウド導入案件を支援してきた同社は、近ごろクラウド・ファーストという全く新しい部署を立ち上げた。顧客のより速やかなクラウド導入、クラウドへの移行、ビジネスの拡大を強力に支援していくのがその目的だと Raj は言い、オープン・ハイブリッドクラウド戦略が企業の間で定着する中、そこでの複雑性を排除し、包括的かつ柔軟に環境を管理できるサービスや製品を、顧客や、クラウドプロバイダーへ Red Hat と共に提供していくと説明した。
ここで改めて壇上に上がった Paul は、オープンソースの弛み無い進化や、エンタープライズへの普及、それを支えているのが Red Hat であると説いた。そしてパンデミックの渦中、RHEL ワークステーションを使い速やかに従業員のリモートワーク体制を整え、新たな作品を世に出したディズニーを例に上げ、変化を受け入れ、それをバネにして前へ進んでいく姿勢の大切さを伝えた。また、このように変化と進化を厭わないオープンソースの世界と、それを支えるコミュニティやパートナーの誠実さや勇気を讚えた。
Paul はここで Red Hat のオフィスの壁に多く書かれていた "First they ignore you. Then they laugh at you. Then they fight you. Then you win." という言葉を取り上げ、新しい考え方を柔軟に受け入れるオープンソースの特性、それを醸成させていく努力を説き、この忍耐強さこそオープンソースが実現しているイノベーションの源であるとしてここでのスピーチを締めくくった。
壇上は Red Hat の Executive Vice President, Products and Technologies である Matt Hicks 引き継がれ、イノベーションがどのように生まれるのかについて話の内容は移った。
1800年代の中ごろコンピュータのコンセプトも存在しない時代に、世界初のコンピュータプログラムと呼ばれるコードを生み出した数学者の Augusta Ada King、そして 1800 年代の終わり頃、基本的な教育しか受けていないにもかかわらず、貧困の中から著名な数学者の一人へと上り詰めた Srinivasa Aiyangar Ramanujan を例に上げ、イノベーションになる以前の小さな閃きやアイデアを見逃さないことと、オープンソースのように多くの人に共有し大切に育てていくことの重要性を説いた。
続いて話はRed Hat の最新テクノロジーへと移り、Summit の翌週に提供開始が予定されている RHEL 9 と共に次のような製品の紹介とデモが Red Hat のエンジニアによって行われた:
- ・Ansible Automationのパイプラインを使ったワークロードの最適化
- ・Advanced Cluster Manager for Kubernetes(ACM)を使った自動的な新規クラスタの立ち上げやアプリケーション管理
- ・Red Hat Hybrid Cloud Console
- ・Red Hat OpenShift Service on AWSとAzure Red Hat OpenShift
- ・Red Hat OpenShift Application and Data Services
- ・Red Hat OpenShift Stream for Apache KafkaとRed Hat OpenShift Service Registry
- ・Red Hat OpenShift Data Science
- ・Rad Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes
製品の紹介とデモの後は再度 Matt が登壇。General Motors で Vice President, Software Defined Vehicle and Operating System を務める Scott Miller 、そして Red Hat の Vice President and General Manager, In-Vehicle Operating System and Edge である Francis Chow と共に、General Motors の Red Hat とのコラボレーションや、同社の次世代のプラットフォームへの取り組みについてディスカッションする場が持たれた。
自動車業界がいま直面しているパラダイムシフトで、従来にも増してハイパフォーマンスな車載コンピュータが必要となっている点を Scott が説明。これに応えるため、General Motors は SOA な閉鎖系のハードウェア環境をオープンソース・プラットフォームで SaaS 化。再利用可能な環境を作り上げ、迅速なアプリケーション開発、新しい価値の実現に努めていることを詳説した。また、In-Vehicle Operating System に Red Hat 選んだ理由は、その信頼性とオープンソース界における長年のリーダーシップから、顧客の安全性を第一に考えてのことだと強調。Scott は、現在同社が業界全体で役立てていくことのできる、まったく新しいレベルのコラボレーション環境や標準化の実現を目指していることについても説明しディスカッションを終えた。
最後に、Matt は先に Paul が引用した言葉 ” First they ignore you. Then they laugh at you. Then they fight you. Then you win.” を改めて取り上げた。閃きとアイデアを持つ人々をつなぎ、オープンソース・ソフトウェアに機会を提供し、それらをイノベーションに変える手助けを行ない、世の中をより良く変えていくのが Red Hat であり、これこそがこの言葉の意味するところだと説明して締めくくった。
5月12日(木)正午 オンデマンド配信スタート
Build the future you want
企業は今、岐路に立たされており、パートナーの技術やエコシステムを選定する手法は、かつてないほど重要になっています。基調講演では、Red HatのCTOであるクリス・ライトが、現代企業に向けた技術的ビジョンを提示し、自分たちが望む未来を築くために、組織の中で何ができるかを今一度考えるよう参加者に呼びかけます。
物理的世界と仮想世界の融合により豊かな知見を生み出し、企業をサステナブルでスマートかつ安全なものにする「分散システム」というビジョンを共有することで、これを実現します。また、オープンソース・コミュニティならびにパートナーとのコラボレーションによるRed Hatの取り組みや、最終的にそれらの取り組みがどのようにお客様の実際のIT環境に導入されるかを解説します。
さて、その結果はどうなると思いますか?
競合他社よりも大局的に物事を捉え、これまでよりも機敏に動けるようになることで、ディスラプション(革新的破壊)とチャンスの両方に即座に対応できる企業が誕生するのです。
-
クリス・ライト
Red Hat シニアバイスプレジデント兼CTO
-
ステファニー・チラス
Red Hat パートナーエコシステムサクセス シニアバイスプレジデント
基調講演 2 セッションレポート
5月12日(木)正午 オンデマンド配信スタート
Build the future you want
二日目の基調講演は Red Hat の Senior Vice President and Chief Technology Officer である Chris Wright の司会進行で進められた。冒頭 Chris は初日の基調講演を振り返り、IT のニューノーマルはオープンソースからはじまること、Red Hat のパートナーエコシステムやオープンソース・コミュニティとのコラボレーションが、より良い世界の創出を促していることなどを再確認した。
そして自らの経験を交えながら、エッジデバイスなどの分散システムの浸透で、物理的な世界と仮想的な世界との融合がはじまっていること、またそこから得られるデータを賢く活用すれば、エンタープライズはもっとスマート、セキュア、サステイナブルになれる事を説明。積極的に自らの手でより良く変えていく未来をアダプタビリティ、ソフトウェア、データとAI、セキュリティの4つ視点から取り上げ、急速に進化するテクノロジー環境と劇的に変化する世界の中で、Red Hat はパートナーと共に、いまあるテクノロジーの中から正しいものを選び、エコシステムを活かし、企業や人々が求めている未来の創造を支援している事を説明した。
続いて壇上は Intel Corporation で Vice President and General Manager, Open Ecosystem を務める Arun Gupta と Red Hat の Stefanie Chiras に引き継がれ、Red Hat と Intel の最も最近の協業である DevCloud - Container Playground が紹介された。
クラウドからネットワーク、そしてエッジにいたるまでのあらゆる環境の開発から実装までを包括的にサポートし、開発者が最新のハードウェア環境やエッジ環境に対応できるよう DevCloud - Container Playground が誕生したのだと Arun が説明。また、Red Hat の OpenShift を礎に開発された Intel DevCloud - Container Playground なら、Intel のパートナーエコシステムとの相乗効果で、クラウドからエッジ環境にいたるまで Intel のものだけでなくそのパートナーのハードウェア等も検証できる事を強調した。
ここで一旦 Chris が壇上に戻り、増え続けるデータとその処理に話が移された。波のように押し寄せるデータを確実に処理し、データドリブンなビジネスで顧客に価値を提供し続けていくためには、従来のようなソフトウェアだけでなく AI の利用が欠かせない事、そして Red Hat も同様の課題に直面してOpen Data Hub を生み出した経緯を説明。昨年 Red Hat はこれを元に、AI as a Service として Red Hat OpenShift Data Science をリリースしている。
医療の現場でも得られたデータを AI で適切に処理し、患者のケアを改善していくのは当然の流れだとし、U.S. Department of Veterans Affairs で Director, Data and Analytics Innovation を務める Amanda Purnell を壇上に招き、話を聞いた。
Amanda は、ケアの質を向上させるため、同組織が外部のコラボレータともアジャイルな形で連携している事や、迅速に個々のプロファイルに最適なケアを実現するため、また改善していくためのワークフローを用意している事、そして有色人種向けの慢性腎臓病の特定アルゴリズムの改善などの例を上げ、医療の現場における IT や AI の現状を紹介した。
対談を終え Amanda が壇上を去った後、Chris はエッジでのデータ処理へと話を進めた。エッジで高度な AI 処理ができる環境が整いつつある今、データを処理する場所は問われなくなってきていると説明。宇宙ステーション内での環境の変化がバクテリアにおよぼす影響や、水の中の細菌の繁殖状態の変化をその場で速やかに分析する ISS での NSSA の取り組み、Red Hat が本社を置くノースカロライナ州のローリーでのスマートシティの取り組みなどを紹介した。
続いて、2021 年に発見された Apache Log4j の脆弱性を例に、オープンソースの浸透に伴うセキュリティの懸念へと話を進めた。コードを検証し、製品として Red Hat が提供するものはセキュリティが確保されている事を強調した後、それ以外のオープンソース・プロジェクトにおいても、開発者が自らの手でインテグイリティを検証できるよう、sigstore などのツールを Red Hat がサポートしていると説明した。
この後、壇上は NVIDIA で Vice President, Enterprise and Edge Computing を務める Justin Boitano と Red Hat の Stefanie Chiras に引き継がれ、両社の 15 年来のパートナーシップやこれまでのマイルストーン、そしてこれからの展望へと話が進められた。
Justin は、音声認識やカスタマーサービスなどへの応用で、AI はすでにビジネスや社会生活に欠かせない技術になっていると説明。AI の進化に合わせ、データセンターの設計やソフトウェアの開発も大きく変わってきていると説いた。そのような状況の中、NVIDIA はパートナーや Red Hat と共に、ハードウェアだけでなく様々なソリューションやサービスを用意して企業が AI を取り入れてビジネスに応用していくための手助けを行っていることを詳説。また、AI アプリケーションの開発に必要なツールを包括的にクラウドネイティブな形で提供する NVIDIA AI Enterprise や、GPUアクセラレーション・クラウドプラットフォームである NVIDIA NGC などの紹介も行った。
基調講演の最後に改めて Chris が登壇し、話を ESG へと進めた。環境への配慮から活発化している企業のESG活動や環境ファンドへの投資には、より正確でオープンなデータに裏付けられたサステイナビリティ・レポートが必要だと説いた。そして オープンデータとオープンプラットフォームで企業が透明性を確保できるよう Red Hat がサポートしている OS-Climet を紹介した。
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- Justin Lacey Solutions Architect, Red Hat,
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事例 セッションレポート
全世界で10万人の従業員を抱える巨大IT企業グループのABB社様事例
「クラウドのコスト最適化をマルチクラウド&自動化で成功」
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世界最大規模の産業用ロボットメーカーの 1 社であり、100 カ国以上で電力関連、重電、重工業を主軸にビジネスを展開するグローバル企業 ABB。本セッションでは、同社で Senior Cloud Automation & Infrastructure Architect を務める Thomas Van Spronsen が Red Hat の Alex Dworjan そして Justin Lacey と共に、クラウド環境のコストをどのように最適化したのか解説した。
個人やチームへのリソースの割り当てをチケッティング等のサポートなしで行ない、効率的な開発環境とコスト抑制のバランスを図っていくことの難しさや課題などをまず Thomas が説明。続いて、多くのユーザーがマルチクラウド戦略をとっている現在、その多くがコストの最適化を難しくしている実情について数字を交えて Alex が説明した。そして、まだ浸透していないクラウドの自動化でこの解題を解決すれば、人やプロセス、そしてテクノロジーの効率化も同時に実現できる事を Justin が説いた。
マルチクラウド、マルチOS環境の自動化でなぜ Ansible が有用なのか、スケジュール化によって得られた効果等その実例を Thomas が示し、また、Ansible を基盤環境の監視機構と連携させて更なる効率化を実現した点を Justin が詳説した。
セッションの後半では、Ansible を用いることでいかに容易に効率的なクラウドやリソースの運用が行えるか、Azure 環境でのデモを通して Alex が説明し、最後に今回のプロジェクトで得られた学びの数々や、Red Hat と共にクラウドプロバイダーとのコミュニケーションをすることで得られるメリット等を Thomas が説いてセッションを終えた。
スペイン大手金融BBVA社様事例
「レガシーアプリ統一が組織変革へと導いた3年間の軌跡」
How BBVA has become a process-oriented organization and next challenges: A 3-year project
スペイン大手金融機関BBVA社がRed Hatとともにアプリケーションのモダナイズをしてから3年以上。複数のレガシーアプリの統一という当初の効果を遥かに超え、もはやシステムが組織を変革するまでになっています。さらにKogito技術を使ってより効果の高いサーバーレスモデルへ進化しています。単なる単発の開発事例ではなく、3年間に渡る継続的なクラウド開発の実体験を、お客様から直接語って頂く予定です。
- Miguel Angel Saez Mogio Senior Solution Architect, Red Hat
- Antonio Valle Global Head Process Automation Architecture BBVA, BBVA
- Cesar Antonio Martinez Gutierrez Architect Expert, BBVA
防衛保健庁(北米)様事例
「医療業界:エッジコンピューティングを使ったAI活用」
Deliver care anywhere with edge computing and AI automation
北米の防衛保健庁は、エッジにてAIを実行し、手術後の患者のリスクの検出とエスカレーションの早期化を図るデジタルトランスフォーメーションに着手しました。本セッションは、エッジコンピューティングのユースケースや活用メリットに悩む事業検討者の方向けに、医療業界におけるエッジコンピューティングの活用事例や課題、デジタルトランスフォーメーションの効果についてご紹介します。
- Ben Cushing Chief Architect, Federal Health & Life Sciences, Red Hat
- Angela Icaza Senior Nurse Consultant, Clinical Quality Management, Defense Health Agency
- Shane McNamee Chief Medical Information Officer, Smile CDR
事例 セッションレポート
防衛保健庁(北米)様事例
「医療業界:エッジコンピューティングを使ったAI活用」
Deliver care anywhere with edge computing and AI automation
本セッションではアメリカ防衛保健庁(DHA)の従軍看護師 Angela Icaza、そして医療テクノロジー企業 Smile CDR の医師 Shane McNamee が、 Red Hat の Federal Health & Life Sciences で Chief Architect を務める Ben Cushing と共に、医療業界と現場の最前線におけるエッジコンピューティングや AI/ML モデル活用について紹介した。
まず初めに、医師として豊富な経験を持つ Shane が、それに続いて看護師である Angela がハワイの離島に住む患者や従軍先での負傷兵の例などを上げ、医療の現場でのデータの重要性について詳説。病院や従軍先のように衛生面でデリケートな環境では、適切な判断をいかに迅速に下し、免疫不全の患者やクリティカルな状態にある患者を様々なリスクから守ることが重要になる。特に、細菌感染に身体が過剰反応し、臓器の急速な損傷を経て危機的な状態をひきおこす敗血症は医療現場において大きな驚異になっているが、ノイズの多い医療データを精査し、効率的に敗血症リスクの高い個人を特定するようなことはこれまで難しかったと言う。
続いて Ben が、このようなリスクを持った患者の状態の継続的な監視、リスク判定やトリアージの自動化、そしてジャストインタイムで必要とされる意思決定の提供などの課題にどのようにして応えたのかを解説。Red Hat はパートナーと共に、プライバシーの保護や法令遵守、省庁などの管轄権限の維持など、求められている要件を満たしつつ AI/ML モデルを用いて医療現場での意思決定をサポートし、Smile CDRなど他組織とのデータ共有を容易にする医療機関向けのエッジ・アーキテクチャを開発しセーフティネットを現実のものとした。
また、このイベントドリブンでインテリジェントなオートメーション環境は、コミュニティベースの BPM+ Health と FHIR (高速ヘルスケア相互運用性リソース) API を活かしたワークフローで連携して臨床におけるベスト・プラクティスの確立とプロセスの自動化にも貢献する。セッションの後半ではデータフローを示しながら、実際にこのソリューションを用いた意思決定のデモが行われ、また最後には OpneShift を中心に据えたこのリファレンス・アーキテクチャの説明も行われた。
フォード・モーター様事例
「OpenShiftで実現したセキュリティ最前線」
Developer productivity, security, and standardization: Are they at odds or can they all be achieved?
アプリにおけるセキュリティはその必要性が訴えられる一方で、多くの開発者にとって過剰なルールの押し付けが不満を感じる要因となっています。フォード・モーター社はレッドハットと協力し、開発者の生産性とセキュリティを両立し、素早くビジネス価値を提供可能な環境を構築しています。本セッションではそれらを実現するRed Hat OpenShift Dev SpacesとCI/CDについてご紹介します。
- Steve Speicher Director, Developer Tools Product Management, Red Hat
- Satish Puranam Tech Specialist, Ford Motor Company
事例 セッションレポート
フォード・モーター様事例
「OpenShiftで実現したセキュリティ最前線」
Developer productivity, security, and standardization: Are they at odds or can they all be achieved?
世界屈指の自動車メーカーとして多くの開発者を擁し、多種多様な車載アプリケーションを開発している Ford Motor Company。本セッションでは同社で Tech Specialist を務める Satish Puranam と Red Hat の Developer Tools Product Management である Steve Speicher が、どのようにして開発者の生産性を改善し、業務に関連するセキュリティを向上しているのか、その手法を解説した。
多岐にわたる機能を提供する様々な開発ツールを使いこなすために、そしてまた業務に関連した幅広いセキュリティ要件に応えるため費やす学習コストは、個々の開発者にとって非常に大きな負担となる。開発者には各々使い慣れたツールや開発プラットフォームがあるため、チーム内やチーム間でのそれらのすり合わせや調整は容易ではない。それに加え、過去 2 年で大幅に普及したリモートワーク環境によって、以前のように気軽に隣の席の開発者と言葉を交わしながら、タイムリーに物事を調整して開発を進めていくことも難しくなっている。
そこで Ford では個人レベル、そしてチームレベルのデベロッパー・フローを整理し、開発者のコミュニケーションとコラボレーションの促進、セキュリティを含めた多様な要件や課題に応えるため、Red Hat に相談してコンテナ化されたクラウドネイティブな開発環境を導入したという。
セッションの中では、Ford が導入した Red Hat OpenShift Dev Spaces(旧 Red Hat CodeReady Workspaces)の機能の数々や優位性が、CI/CD 開発手法、OpenShift Pipelines、Dependency Analytics などと共に詳説された。
パブリッククラウドの深い知識はいらない!簡単に始められるOpenShiftを紹介
Successfully migrating to a managed OpenShift cloud services environment
いざパブリッククラウドを使ってみようとしたとき、まったく異なる技術スタックを学ぶ必要があります。マネージドで提供されるOpenShiftは、インフラストラクチャとプラットフォームのレイヤを一手に管理し、お客様がすぐにコンテナベースのアプリケーション開発、サービス提供が可能になるものを提供しています。マネージドサービスへ移行する際のベストプラクティスとやるべきこと、または行ってはいけないことをご紹介します。
- Steve Mirman Managed OpenShift Black Belt, Red Hat
OpenShiftへの投資価値とは?マルチクラウドが導くビジネス成功への道のり
The value of Red Hat OpenShift in a hybrid cloud and multi-cloud deployment
クラウドインフラストラクチャーの導入が進むにつれ、多くのお客様はデータセンターからハイブリッドクラウド、マルチクラウドへの道のりを歩んでいます。本セッションでは、ハイブリッドクラウド及びマルチクラウドにおけるOpenShiftの価値をビジネス観点で探っていきます。定量的、定性的な要素によってOpenShiftへの投資の価値を理解するのにお役立てください。
- Grazyna Wicik Business Value Director, Red Hat
- Cyrus Gerami Business Value Director, Red Hat
機械学習(ML)でモデリング、データエンジニアリングに課題を感じている方、必見!
Automating OpenShift data engineering workflows with Red Hat products and Open Source projects
機械学習(ML)の肝は学習モデルですが、良質な学習モデルの作成には量・質ともに優れたデータが必要。様々なシステムからデータを収集しモデリングに使えるよう整備することがデータエンジニアリングの責務です。しかし、絶え間なく爆発的に増加するデータに対して、どのように対処するのが効率的でしょうか。
本セッションではRed Hatが提唱するデータエンジニアリングのプラクティスをご紹介します。モデリングやデータエンジニアリングに課題を感じる方は、是非ご覧ください。
- Uday Boppana Senior Principal Product manager, Red Hat
- Yuval Lifshitz Principal Software Engineer, Red Hat
カスタマージャーニーで紐解く最新セキュリティ機能とRed Hat OpenShiftとの連携
A Red Hat OpenStack Platform roadmap
ライフサイクルが長いRed Hat OpenStack Platform 17は、最新のイノベーションを実行しながら、長期間使用できる標準化されたプラットフォームを提供します。
このセッションでは以下について説明します。
・新しいセキュリティ機能とRed Hat OpenShiftとの緊密な連携について
・採用から記録的な成長までの、顧客のシナリオとカスタマージャーニー
・ロードマップ
Red Hatのプロダクトマネージメントチームが、今後の機能と将来のバージョンについても議論します。
- Maria Bracho Manager, Product Management, Red Hat
チームの生産性を上げるには?すぐ取り組める組織文化の変革メソッド
Little things can make a big impact to business culture
ビジネスを加速させるための開発・運用体制を確立するには、IT技術の活用だけでなく組織文化の変革も必要になります。昨今では特に心理的安全性を担保し、積極的に会話に参加できる環境を整えることで、チームの生産性を向上させることが注目されています。このセッションでは、コミュニケーションで職場環境を改善する方法と、チームの文化をすぐに改善することができる、さりげなくもパワフルな5つの行動についてご紹介します。
- Matt Takane Agile Coach, Red Hat
- Nicole Wilker Principle Agile Practitioner, Red Hat
DevSecOpsの実現:開発サイクル短縮とセキュリティ対策を可能にするテクノロジーを紹介。
Automating application security for cloud-native apps
クラウドネイティブの浸透に伴い、アプリケーション開発のサイクルが短縮されてきている一方で、セキュリティへの対策の重要性の高まりは、とどまる所を知りません。
クラウドネイティブなアプリケーションの開発や運用のスタイルにおいては、開発プロセスの早期の段階から、アプリケーション運用保守といったライフサイクル全般において、常にセキュリティ問題を観測でき、その問題をタイムリーに修正できることが重要です。
本セッションでは、Red Hat OpenShift、Red Hat Advanced Cluster Security、Red Hat Application Services、SSO、Tekton、Argo CD、sigstoreなどのコンテナ技術に関連する製品やテクノロジーによってもたらされる、アプリケーション運用におけるセキュリティ管理を自動化する方法についてご紹介します。
- Siamak Sadeghianfar Sr Manager, Product Management, Red Hat
- Eric Bannon Senior Specialist Solution Architect, Red Hat
- Shaaf Syed Sr Principal Techinical Evangelist, Red Hat
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Red Hat Summit 2022および関連するサイドミーティングや付帯イベントへの参加は18歳以上であることが必要です。学生参加者の特別な許可は、rh-summit@itagroup.comでリクエストすることができます。事前にご連絡ください。 *
私はRed Hat Summit 2022参加規約に同意します。
Step-2 お手伝いできる分野
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